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全国銘酒(吟醸酒)一覧 1994/95年度版

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 吟醸酒の品質を競う全国新酒鑑評会は、毎年5月に国税庁醸造試験所で行われる。 明治44年 以来80数年、終戦の昭和20年を除いて連綿と続いている唯―の権威ある全国大会である。全国の 11の国税局で行われるいわば、地方予選を勝ち抜いた、いずれ劣らぬ銘酒が一堂に会し、予審通週 (銀賞)の中から結審で金賞が決定する。  近年の高級志向による吟醸酒ブームと清酒の級別廃止などに伴い、この鑑評会金賞を受賞しようとする蔵元の意気込みは、ますます盛んである。本年 (平成5酒造年度)の新酒鑑評会では、金賞 302蔵 、銀賞 137蔵 を数えるに至つた。  この新酒鑑評会の金賞受賞を至上とする考え方には批判がないわけではないが、何回も金賞を受賞するということはその蔵元の実力と熱意を示すものと考えられる。  編者らは先す過去20年間の全国新酒鑑評会の入賞データを県別に整理し、特に最近 10年間については金賞受賞回数別に分類して、全体を把握できることを主眼に一覧表を作成した。入賞以外の地方の銘酒についても若干補足し、掲載銘柄数は 1,207種 、全国蔵元数の半数近くとなった。 また、戦前行われていた全国清酒品評会等で、特に優秀な成績をおさめたものは別枠で示した。  本表は、毎年新酒鑑評会が終わる度に改訂発行を重ねてきたが、来年 (平成7年)は、醸造試験所が東京から東広島に移転するために、残念ながら新酒鑑評会は中止と決まつた。再来年以降再開されれば、再発行の予定である。 編者 :堀井 秀治・塩田 耕三

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